好きなものが死んでいく
こんにちは。
楠木のきです。
ブログを書こうと思って長らく放置していました。
正確には書こうとはしていました。
短文だけ拵えて、1,000文字書いて少し休憩したらそのまま再開するのを忘れてそのままフェードアウトして…
そんな下書きがそこそこ溜まっています。悲しいね。
とりあえずこれだけは完成させたいので全く中身の無い文を書いていきます。
僕の好きなもの。
いろいろとあります。
好きなものは終わっていきます。
別れを告げていくのです。
まずはXTube。
アダルトサイトです。
ゲイ向けの動画に特化したサイトでした。
初めからアダルトサイトのことを書いていますが、僕にとってこのサイトは特別でした。
画面越しに様々な男性が可愛らしい格好をして、性的なアピールをする。
一般的なゲイ動画ももちろん多かったし、広告はそのようなものだらけだったのですが、その中のジャンルとして日本人男性が多くあげていました。
その方々が普段どのような生活を送っているかはわかりません。
化粧もせずに服だけを見せていることも多かったです。
"男の娘"として社会に定義されている人たちとはまた少し違ったもの、だけれど彼らがやりたいことをやっている様に心打たれました。
僕自身自己肯定感が高くありません。
が、あの方々を見ていると自分も自分らしく居ていいんだ、とそんな元気をもらえました。
今の自分の根底にあるサイトでした。
可愛くなりたい。自分が好きだと思う服を着てサイトに恩返しをしたい。
自分と同じ趣味を持つ人にそれで喜んでもらえたらいいな。
そう思っていました。
しかし、思ってばかりで細々と服を買ったりはしていても大きな行動はしませんでした。
そうして訪れたのが、サイトの終わり。
現にサイトは残っています。
2020年末、パンデミック騒動で世界が揺れていた際、ある情報がネットの海を走りました。
XTubeの親会社である超大手アダルト動画サイトに投稿された動画が消され始めたのです。
Hey,guys.We have a gift for you…でお馴染みのところです。
ヘテロ向け、かつ名前を出さずとも有名なサイトであったということで有名だったのでかなり大きな騒ぎになっていました。
強姦や児童ポルノの温床になっているため、というのが主流の原因だそうです。
あとは無断転載が多すぎるなど。
本題ではないので、詳細な情報はこちらから。
ここの子会社であるXTubeにも被害は及びました。
勿論、同意もなしに動画をアップロードされているのは避けるべき行為だと思いますし、投稿者は許せません。
しかし、それで自分で動画を上げると言うのがメインであったXTube日本人の女装自撮り界隈にまで被害は及んだのです。
自分の意志で服を着て、自分で動画を撮りアップロードして、それを好きな人が見る。
そんな環境は間違ったものではないはずであるのに、です。
おかしいと思いませんか?
きっと、もう戻ってくることはないのでしょう。
僕は、東方Projectのコスプレをしたカップルの動画が好きでした。
アダルト動画ながら、セックスが主体ではなくずっと男同士で抱き合ってキスをしているのです。
30分ある動画のうち20分は唇を重ねていました。
それは、僕の心を優しく癒やしてくれました。
こういう優しい、愛の形があるのだと。
そのような癒やしも奪われたのです。
ありがとう、XTube。
これも下書きに放り投げていた、大好きだったラジオのうしろシティ 星のギガボディ。
優しくって、素直なお二人の言葉にすっと心が救われていつつも、たまにクラウドファンディングだとか大きな世界を見せてくれていました。
金子さんの帰りを待たずに、ギガボディ星に帰ってしまいました。
生放送があった時はまだ18歳未満でしたが、靴を履いて待ってみたかったな。
その下書きをちゃんと推敲していつか投稿したいので、これについてはこの辺に。
他にも終わった、と言えるものはあるでしょう。
Hikakin_maniaの外の層からの流入による陳腐化など。
しかし、それは自分が排他的な思考なだけでそうあってほしいという姿以外認められない愚かな人間であるだけなのです。
自分から見切りをつける終わりと、向こうから去っていってしまう終わりは絶大な差があります。
もうあの頃は帰ってこないのです。
忘れて生きていくしかないのです。
今、別のコンテンツを好んではいますがいつ終わってしまうのかといつ焦燥感と付き合っていると心から楽しめているのか疑問です。
好きなものは死んでいく。
ありがとう、さようなら。
- 途中に不自然な空白がありますが、その欄には本来別の、とあるゲームを入れていました。まだ「終わった」ことを認めたくなく、現に仮死状態であるためとりあえず掲載はしていません。文に整合性をつけるか、載せるか、それで一つの形にするかは追々決めさせていただきます。
- これが実質初めてのブログです。勢いで書いたので読み辛いなどあるかと思います。それでも読んでいただきありがとうございました。
Instagramもやっているのでよかったらどうぞ。
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